根管治療 歯科医院で使うスプレッダーとは?根管治療との関係性について解説します 歯科医院で使うスプレッダーとは?根管治療との関係性について解説します 「歯科医院で使うスプレッダーってなに?」 根管治療について調べていると、このような疑問にぶつかる方がいるかもしれませんね。 そこで今回は、歯科医院で使うスプレッダーについて解説します。 また根管治療が得意な歯科リストをまとめましたので、根管治療を受けたい方は参考にしてみてください。 歯科で使うスプレッダーとは? スプレッダーとは、根管治療の一環である根管充填をする時に、充填材料を詰め込む隙間を作るために使用するものです。 根管治療では、根管内の空間を埋めるためにマスターポイントというゴム状の材料を入れ、その後アクセサリーポイントと呼ばれるゴム状の材料を埋めていく作業を行います。このとき隙間がなければアクセサリーポイントが埋められず治療ができません。このためスプレッダーは、根管治療を行うために必要不可欠な歯科用器具の一つといえるでしょう。 根管治療の手順 スプレッダーが使用される根管治療とは、歯の根管にあるむし歯に感染し 2023.08.01 Tue
幹細胞・再生医療 歯の寿命が長くなる?さまざまな歯科の再生医療とは 歯の寿命が長くなる?さまざまな歯科の再生医療とは 「いつまでも自分の歯でしっかり噛んで食事をしたい」そう感じている方は多いのではないでしょうか。 歯は、失って初めてその大切さに気づくといわれています。できる限り自分の歯を保つために、神経の治療が必要なほど大きなむし歯や重度の歯周病になった場合、或いは重度の歯周病になった場合には歯科分野でも「再生医療」という選択肢があります。 再生医療といってもさまざまな治療がありますので、自分に合ったものを選択できるように、歯科で行われている再生医療についてご紹介します。 再生療法とは 歯科の再生医療は、神経を失った際に歯髄を再生する歯髄再生治療、歯周組織再生療法などがあります。 それぞれ失った歯髄、或いは骨や歯根膜の機能を再生させて、しっかりと噛むことができるよう治療するものです。 歯科の再生医療 例①歯髄再生治療 歯髄再生治療とは、骨髄幹細胞を用いた再生医療の一つです 2023.08.01 Tue
その他 むし歯になるとエナメル質が溶ける?大切な歯のエナメル質を再生するためには むし歯になると、歯が溶けて穴が開いてしまいます。 むし歯になってから通院するのではなく、定期的に健診やクリーニングを受けてお口の環境を整えると短い通院期間で済み、なおかつ費用も抑えることが可能です。 実際、大切な歯を長持ちさせるために、「予防歯科」を取り入れて、お口の健康を維持する方が増えてきています。 そこで今回は、歯の健康を守るために重要なエナメル質を再生するためにできることについて詳しくご紹介します。 エナメル質とは 歯の構造は大きく分けると、外側から「エナメル質」「象牙質」「歯髄」の3つで成り立っています。 エナメル質は非常に硬く、内側の象牙質や歯髄を保護する役割があり、健康なエナメル質は白っぽい色をしています。 硬いエナメル質ですが、酸の刺激には弱く、むし歯菌が作り出す「酸」や食べ物に含まれている酸でも溶けてしまうという特徴があります。 ただし、初期の段階のむし歯であれば、唾液の再石灰化の働きで、酸に溶かされ 2023.08.01 Tue
その他 歯科の矯正器具の種類は?矯正治療のメリットやリスクについても解説。 矯正は歯並びが整うだけでなく、機能面でも多くのメリットがある治療ですが、どの治療にもデメリットはつきものです。 そこで今回は、歯科の矯正治療の種類やメリット、矯正治療をスタートする前に知っておくべきリスクなどについて解説していきます。 矯正治療とは 矯正治療とは、一般的に乱れた歯並びを整える治療というイメージがありますが、見た目だけでなく機能的な面も改善が可能です。 噛み合わせを改善することで「消化がよくなる」「しっかりと噛める」、歯並びが整うことで清掃性がよくなり、「むし歯や歯周病のリスクの軽減」「発音しやすくなる」などのメリットがあります。 また、成長途中のお子さまの場合は、顎や顔の適切な発達を促して、正しい位置の歯並びを整える効果もあります。このように矯正治療は数多くのメリットを持ち合わせている治療法です。 歯科の矯正器具の種類 従来の矯正治療は、「金属の装置」と「ワイヤー」をメインで使用していまし 2023.08.01 Tue
その他 歯石と歯垢(プラーク)の違いとは?付着の原因や落とし方を解説 むし歯や歯周病は、歯垢の中に含まれる細菌が原因です。 歯垢が付着する原因や、歯垢が歯石へと変化する仕組みを知って、お口の中を清潔に保ちましょう。 そこで今回は、歯垢と歯石の違いや付着の原因、落とし方などについてご紹介します。 ◆この記事の監修者 田中 宏幸 略歴:日本大学松戸歯学部卒業。 患者さまにとっての「最良のオーダーメイド治療をご提供したい」という想いから自由診療システムを採用した同県名古屋市に名古屋RD歯科クリニックを開院。 様々なニーズや症例に合わせて患者さま一人一人と向き合いながら治療を行います。 メディア掲載:読売テレビ「かんさい情報ネットten.」に出演、歯科業界のコミュニケーションマガジン「Dentalism」に掲載 資格:歯科医師 外部リンク:名古屋市の歯医者|名古屋RD歯科クリニック (satsuki-dc.com) 歯石とは 歯石とは、歯垢(プラーク)に 2023.08.01 Tue
根管治療 根管充填の術式にはどんなものがある?必要な手順を解説します 「根管充填の術式ってどんなものがある?」「どんな症例で使用するのかわからない」「どんな手順で術式を行うか知らない」 このような疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。 そこで今回は、根管充填の術式や具体的な手順について解説します。また、根管充填の施術について理解を深めるために、必要な器具の名前・概要もリストにまとめました。根管充填の詳しい術式や適用症例、具体的な手順を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。 根管充填とは? 根管充填とは、歯の根の中にガッタパーチャという根管内の空間を埋めるゴム状物質と薬剤を詰め込む治療法のことです。歯髄(歯の内部にある神経や血管)を治療する根管治療のなかで重要な役割を持ち、きちんと処置できていないと細菌が感染します。 では、根管充填は、根管治療のなかでどのプロセスに該当するのでしょうか。根管治療の手順は以下の通りです。 レントゲンやCT、マイクロスコープなどを使用し、根管の状況を確認 2023.08.01 Tue
歯髄 一度根の治療をした歯に痛みが!痛みの原因、再治療が必要な理由と対処法を解説 「一度根の治療をした所が痛い……。」 「神経が無いはずなのになんで痛みが出るの?」 むし歯が原因で根の治療をして、神経の処置をした歯でも痛みが出る場合があります。 さらに、痛みが出たまま放置すると、炎症が広がり、周囲の歯にも負担をかけてしまうこともあるんです。 そこで今回は、根の治療後に痛みが出る原因や、根の再治療が必要な理由と対処法について詳しくご紹介します。 根の治療をしたのに痛みが出る原因とは 再感染 以前むし歯の治療で根の治療をしたのに、細菌が再感染して痛みが出る場合があります。 根の治療をすると、歯の中には神経がありませんが、根の先が細菌感染をして膿がたまる場合があります。 神経の無い歯は免疫力が低下して、もろくなっていて、膿が排出できずに強い痛みが発生する場合があります。 その場合には、根の先の膿を排出するために、再度根の中を掃除や消毒をして、細菌を減らす再根管治療を行います。 ただし、再根管治療の場合には、成功率は40~80%と1度目の治療に比べると低くなります。 再根管治 2023.05.25 Thu
歯髄 神経のない歯を放置するとどうなる?リスクや治療法について解説します 「神経のない歯を放置するとどうなる?…」 「神経のない歯は寿命が短いって聞いたけど本当?」 「神経のない歯を治療するにはどうしたらいい?」 むし歯治療などで神経を抜いた方の中には、このように不安に思う方がいるのではないでしょうか。 そこで今回は、神経のない歯を放置するリスクや治療法について解説します。 本記事を読むことで、神経のない歯を放置することで起こり得る問題を知り、適切な治療につなげてください。 神経のない歯を放置するとどうなる? 神経のない歯を放置すると、以下のリスクが起こります。 それぞれ詳しく解説していきます。 神経のない歯を放置するリスク①|歯が割れやすくなる 神経のない歯には、歯に対して水分や栄養を運ぶ役割を担う血管がないため、歯の強度を維持する上で重要な水分や栄養が供給されなくなります。水分や栄養が不足した歯はもろく、割れやすくなるのです。 神経のない歯を放置するリスク②|歯が変色しやすくなる 歯の神経を抜くと、血管が失われ、歯の代謝能力が低下します。代謝 2023.05.25 Thu
虫歯 歯がズキズキ痛む「歯髄炎」とは? 原因と予防法について解説します 歯髄炎は、歯の奥にある「歯髄」という部分が炎症を起こす病気です。 歯髄は神経や血管が集まっており、炎症を起こすと歯がずきずきと痛く感じます。歯髄は歯の健康を守るうえで大切な組織ですが、虫歯や歯肉病などにより歯髄内部に細菌が侵入すると炎症が起き、歯髄が壊死してしまうことがあるのです。 そのため、虫歯予防や口腔内の健康管理をしっかりと行うことが大切です。 歯髄炎の原因 歯髄炎の原因としては、主に以下のようなものがあります。 ・虫歯 虫歯は、歯の表面についた食べかすを栄養として増殖した”虫歯菌”によって起こる病気です。虫歯が進行すると、歯の表面だけでなく、内部の歯髄にも菌が侵入してしまいます。菌によって歯髄が炎症を起こすことで、歯髄炎が発症してしまいます。 ・歯肉病 歯肉病は、歯周病とも呼ばれる歯茎の病気です。歯垢や歯石が溜まることで、歯肉が炎症を起こし、歯茎から出血したり、腫れたりすることがあります。歯肉病が進行すると、歯周ポ 2023.05.24 Wed