虫歯 歯がズキズキ痛む「歯髄炎」とは? 原因と予防法について解説します 歯髄炎は、歯の奥にある「歯髄」という部分が炎症を起こす病気です。 歯髄は神経や血管が集まっており、炎症を起こすと歯がずきずきと痛く感じます。歯髄は歯の健康を守るうえで大切な組織ですが、虫歯や歯肉病などにより歯髄内部に細菌が侵入すると炎症が起き、歯髄が壊死してしまうことがあるのです。 そのため、虫歯予防や口腔内の健康管理をしっかりと行うことが大切です。 歯髄炎の原因 歯髄炎の原因としては、主に以下のようなものがあります。 ・虫歯 虫歯は、歯の表面についた食べかすを栄養として増殖した”虫歯菌”によって起こる病気です。虫歯が進行すると、歯の表面だけでなく、内部の歯髄にも菌が侵入してしまいます。菌によって歯髄が炎症を起こすことで、歯髄炎が発症してしまいます。 ・歯肉病 歯肉病は、歯周病とも呼ばれる歯茎の病気です。歯垢や歯石が溜まることで、歯肉が炎症を起こし、歯茎から出血したり、腫れたりすることがあります。歯肉病が進行すると、歯周ポ 2023.05.24 Wed